講師ブログ
難読地名
こんにちは。友塾英語・社会担当の田中隆祐です。
日本には「難読地名」というのが存在しておりまして、日本人なのに看板でローマ字を確認しないと
読み方が分からないことがありますよね。
そこで今回は、私が今まで出会った兵庫県の「難読地名」をご紹介しようと思います。
① 大沢(神戸市北区)
誰もが「おおさわ」や「おおざわ」と読みたくなるでしょうが、「おおぞう」です。
初めて見たとき「読めねえよ」って言いました。
ちなみに、神戸市ではなく兵庫県三木市には「大沢」と書いて「おおそ」と読む地域があるそうです。
② 紫合(猪名川町)
川西市のお隣、猪名川町の地名。後述の私の実家に帰る際には、必ず同名の交差点を通ります。
これは読めない。本当にびっくりしました。
「ゆうだ」と読みます。
「ゆうだ」とは「結の田」という意味ではないかという説があるそうです。
結(ゆい)とは、集落における共同作業のことです。
何故この字があてられるようになったかは、以下の説が有力だそう。
「近くを流れる猪名川の靄が夕方には紫色の雲となり、西鏡寺の境内にあった松の大木に重なりあって漂っていたことから、この松は“紫雲の松”と呼ばれていた。その松が枯れたとき、根元に光るものがあり、掘るとそこから薬師如来が出現したという。」
(日本実業出版社ウェブサイトより)
③ 後川(丹波篠山市)
私の出身の市で馴染みのある地名なので、丹波篠山を出るまで難読地名だという意識は全くありませんでした。「あとかわ」「ごかわ」ではありません。
「しつかわ」です。理由はこちらから。
④ 芝田(たつの市)
こうなると、知っている字でもノーヒント同然ですね。
なんとこちら、「こげた」です。焦げてへんやん、ちゃんと生えてるやん。芝。
由来を調べましたが、有力な情報にはたどり着けず。
以上です。以前外国人の友達に、「この地名は日本人でも読めない」というのがいっぱいあるよという話をしたら
” Japanese is crazy!! Foooo!” って言ってました。
また次回のブログでお会いしましょう。